面接対策
ここでは、面接に臨む際の注意点や、合格率を上げるために意識しておきたいことについてご紹介していきます。
薬剤師の転職市場はとても売り手市場なので、一昔前であれば薬剤師の資格さえ持っていれば面接は形式的・事務的な形で簡単に済まされ、すぐに採用ということもありました。
しかし最近では、薬剤師の数も年々増加していることもあり、深刻な薬剤師不足に陥っている地域の薬局や病院などでない限り、以前ほど簡単に面接に通過することもできなくなってきています。
志望先企業からの内定を勝ち取るために、面接は避けて通れませんので、ぜひ万全の準備をして臨みましょう。
基本的な面接対策
薬剤師だからと言って、基本的には他業種と同様に面接時に意識しておきたいポイントは大きくは変わりません。基本的な面接対策については、下記のサイトでよくまとめられていますので、ぜひ参考にしてください。
ポイントは、面接当日の対策を頭に入れるのではなく、事前の準備に時間をかけるということです。
■転職コンパス「面接対策」:
http://wag-jobworld.com/first/interview/index.php
薬剤師の面接で特に気を付けたいポイント
薬剤師の面接の際に、特に気を付けて意識しておきたいポイントは、下記の2つとなります。
- 清潔感
- コミュニケーション
面接というと、「何を話せばよいか」と話す内容ばかりに気を取られてしまう人が多いのですが、実際には、話した内容はあまり重要ではありません。
これは面接官を経験しないと分からないことなのですが、基本的には質問したことやその回答などについては、面接官はそれほど深く見ていません。
たった1時間程度の面接で聞くことができる内容など表面的なことばかりですし、面接の場合は候補者もある程度準備をし、構えてコミュニケーションをとるので、よほど面接慣れしている方でもない限り、本当のことを聞き出すのはとても難しいからです。
例えば面接官が「転職理由」について聞いたとします。皆さんは、事前の準備やアドバイス通りに、残業が辛かった、職場の人間関係が上手くいかなかった、などのネガティブな理由は避けて、様々な科目で調剤の経験を積みたかった、患者と直接接することができる仕事がしたいと思うようになった、などポジティブな理由を伝えるでしょう。
もちろん、それも大事な転職理由の一つであることは間違いないでしょうか、多くの面接官は、理由がそれだけではないことは分かっているのです。
実際、転職にはお金も時間もエネルギーもかかりますし、精神的にも体力的にもハードな思いをすることになります。そうまでしても転職をしたいということは、ポジティブな動機だけではなく、その裏にネガティブな動機も少なからずあるはずなのです。
しかし、そのような本当の転職理由を短い面接の時間で完璧に聞き出すことなどほとんどできませんし、そもそも候補者自身が自分自身を理論武装するあまり、本当の転職理由に気付いていないことすらあります。
このように、面接時に話す内容はどうしても表面的になりがちで、それが全てだと考えるにはあまりに情報が少なすぎるので、選考基準の中で実はそれほど大きなウェイトを占めていないのです。
むしろ大事になってくるのは、「清潔感」と「コミュニケーション力」の2つです。
「清潔感」のある印象を与えよう
面接で最も大事なのは、相手に与える「印象」です。特に薬剤師の場合は、病院や薬局で薬を扱う仕事であり、患者の方の対応もする仕事ですので、「清潔感」はマストです。
清潔感を出すためには、髪型や身だしなみなどはもちろん、立ち居振る舞いなども重要になります。
女性の場合は、メイクは控えめにする、爪は清潔にする、ロングヘアの場合はしっかりまとめておく、などが重要です。
「清潔感」を意識していれば、基本的に相手に対して悪い印象を与えることはありません。薬剤師の方は、ぜひ心がけてください。
コミュニケーション力の高さを感じてもらおう
最近の薬剤師の面接でより重視されてきている傾向にあるのは、候補者のコミュニケーション力です。「コミュニケーション力」というととても抽象的で曖昧な能力ですが、分かりやすく言うと、「相手とスムーズに会話のキャッチボールができて、相手に不快感を与えず、親近感や信頼感を持ってもらうことができる力」です。
面接官としては、その方が患者と接している場面や職場の同僚と話している姿を想像した際に、違和感なくコミュニケーションがとれる姿がイメージできるかを判断基準としているケースが多いです。
コミュニケーション力を伝えるためには、話す力・聞く力の両方が必要です。話すときは相手の目を見てハキハキと、笑顔で明るく。聞くときは、真剣に、適度にあいづちを打ちながら。
言葉にしてしまうと当たり前のことなのですが、実際にはこれだけのことを実践できる人ですら非常に少ないのです。
間違っても禁物なのは、「私はコミュニケーション能力が強みです」と、自らコミュニケーション力をアピールしてしまうことです。コミュニケーション力の高さ・低さは、相手が感じるものであって、あなたが決めることではありません。
コミュニケーション力が高い人か低い人かは、面接のやり取りをしていればわざわざアピールをしなくても十分に感じ取ることができるのです。
まとめ
面接で大事なのは、とにかく相手に好印象を与え、一緒に働いてみたいと思ってもらうことです。そして、そう思ってもらえるために大事なのは「清潔感」と「コミュニケーション力」です。
仕事上の能力については履歴書や職務経歴書、資格を見ればある程度は分かります。面接の際に面接官が見たいのは、あなたの「経歴」ではなく「人物」なのです。
ぜひそのことをしっかりと頭に入れておきましょう。
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